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うつ病で休職する前にやるべきこと9選

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こんにちは、れもんです。
今日は、うつ病で休職を経験した私が、休職前にやっておきたい・知っておきたいことをざっくりまとめてみました。
「え、こんなことが?」と思うこともあると思いますが、知っておいて損はないと思います。

1. 家をスマートホーム化する

部屋のスマートホーム化をおすすめするのは、体力や気力が限界に近い時に、家の中の様々なものをリモコンやスマートフォンで操作できるようにするためです。
特におすすめしたいものをリストアップします。

  • 照明
  • カーテン
  • エアコン
  • スマートスピーカー
  • ストーブのスイッチなど

個人的には、カーテンの開け閉めが特におすすめです。
開閉時間を設定することで、規則正しい生活の助けにもなります。

私はEcho Show5とSwitchBotシリーズを活用して、スマートホーム化しています。

2. ベッド周りの充実

ベッド周りを整えることは、非常に重要です。
休職中の大半の時間はベッドで過ごすことになるでしょう。
以下のものを用意しておくと、ベッドの中で生活する時間がぐっと楽になります。

  • 新しいシーツや快適な寝具(抱き枕など)
  • ベッド横に置く、移動式のワゴン
  • ラップトップテーブル
  • 寝ながらでもスマホが使えるスタンド

3. 極力家事を減らす

うつ病の状態がひどい時は、いつもできていた家事も難しくなります。
少しでも家事の負担を減らすために、紙皿や紙コップ、割り箸などの使い捨ての食器を準備し、気力のない時は積極的に利用しましょう。
また、掃除は手軽にできるよう、粘着ローラーをベッド周りに置いておくのがおすすめです。
ベッド横のワゴンには、S字フック持ち手付きのビニール袋をかけて、なるべく動かずにゴミを捨てられるようにしています。
食事は、料理をする気力がない時のために、冷凍弁当を買い置きしています。
他には、エネルギーゼリーや、プロテインナッツアイスクリームなどを準備しています。

4. 買い置きリスト

休職中に必要な物品を事前に買い置きしておくことで、外出の必要を減らし、体力の消耗を防ぎます。私が現時点で切らさないように買い置きしているものをリストアップしますね。
非常用備蓄も兼ねて、少し多めに準備しておくのがおすすめです!

  • ティッシュ5個組
  • ウェットティッシュ
  • 消毒用アルコール
  • ボディシート
  • ドライシャンプー
  • 飲料水やお茶類、紙パックの100%ジュース
  • エネルギーゼリー飲料
  • カップ麺やカップ焼きそばなどのインスタント食品
  • パックご飯
  • お味噌汁や豚汁、スープなどのあったかい汁物
  • 紙コップ
  • 紙皿
  • プラスチックスプーン
  • プラスチックフォーク
  • 割り箸
  • ラップ
  • ポリ袋

など、自分の生活に合ったものを買い置きしておきましょう。

5. 会社員であることを最大限利用する

休職前に、傷病手当金の申請有給休暇の取得、必要ならクレジットカードの作成など、会社員としての権利を最大限に活用しましょう。
また、上司や同僚への引き継ぎも忘れずに。

6. 休職したらこうなった

休職すると、想像以上に体力が落ち、起き上がることすら困難になることがあります。
ギリギリ仕事していた時には、こんなに寝たきりになるなんて、全く予想できませんでした。
食欲がなくなったり、飲み物を飲むことすら大変になりました。
筋肉もすぐに落ちてしまって、立ったり歩いたりもフラフラしてしまい、驚きました。
このような状況を想定して、準備をしておくことが大切です。
私は、休職すればすぐに良くなると思っていましたが、実際は休職までにかなり時間を要したので、期間中に回復することはなく、結局は退職することになってしまいました。

7. 失敗したこと

休職前にできなくて失敗したと思ったのは、就業規則を読んでおくことです。
私の在籍していた会社では、休職は6ヶ月までしか認められていない、ということを解雇されてから知りました。復帰するつもりだったので、かなりショックで、そこから上がってくるにも少し時間がかかりました。最初から知っていたら、辞めるつもりで休職を選んでいたかもしれません。その方がきっといろいろよかったことでしょう。
また、ふるさと納税クレジットカードの作成など、給与収入があるからできることもいろいろあります。
後で「やっておけばよかった」と思うことがないように、事前に準備をしておきましょう。

8. 休職しても会社には在籍中

休職中も会社に在籍しているため、傷病手当金で収入の不安をカバーできます。
今思えば、傷病手当金の給付額は思ったより多く、給付期間の1年6ヶ月間は、今まで休みなく馬車馬のように働いていたのが少し労われたような感じでした。
体調については職場とのコミュニケーションを密にし、復職や退職についてもよく話し合いましょう。

9. 休養の大切さ

うつ病は脳疲労が大きな要因です。
休養を取ることで、オーバーヒートした脳を冷やし、疲労回復させるのが大切です。
実際は、いろんなことをぐるぐる考えてしまったり、自分の無価値さに絶望したり、不安でいろんな心配をしたりして、全く脳が休まることはないかもしれません。
他人が言うように、「何もしないで、ゆっくりしていれば良い」という言葉さえも、信じられないかもしれません。
でも、何も考えず、目を閉じて、ベッドに横になっていましょう。
頭が熱ければ冷やしましょう。

脳は私たちの身体をPCに例えると、CPUの部分です。
処理することが多くなり、CPUの温度が上がるとファンが回りはじめます。
これは、CPUを冷やすことで、暴走を防ぐ仕組みで、私たちの身体も似たようなものだと思うのです。

なので、脳が熱い時は、物理的に冷やすことが効果的です。結局は疲れ過ぎてしまったのです。

自分で自分のことをどう思っていても、まずは休職期間が与えられたことに感謝して、この嵐のような日々をじっと耐えて乗り切りましょう。
脳の暴走が落ち着いたら、きっと道はひらけますよ。

10. まとめ

休職前はまだ何とか持ちこたえられているかもしれませんが、休職すると予想以上に体力が落ちることがあります。
このような事前準備は、休職期間を有意義に過ごすために非常に重要です。

あなたが少しでも楽に、そして前向きに休職期間を過ごせるよう、この記事がお役に立てれば幸いです。どうかお大事になさってください。

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