こんにちは、ヨイシラセブログのれもんです。
今日は「うつ病のサインかも?」と思える心と身体の悲鳴について、具体的な症状をピックアップしてみました。
読んでくださっているあなたにお伝えしたいことはただ一つです。
「この中に当てはまる症状が多ければ多いほど、あなたの心と身体は悲鳴をあげているから、とりあえず心療内科に行って、そのつらい症状の対処を急いで!」です。
私は、長年のオーバーワークやストレスでうつ病になり、休職期間が長くなってしまったため、職場を解雇された経験があります。
そして、うつ病になって1年以上経ちますが、現在も療養中で、まだ仕事に就ける目処が立っていません。
この状態って、若い人でも若くない人でも、本当につらいと思うんです。
こんな風にならないように、自分の心身のSOSにきっちり耳を傾けてくださいね。
【身体的症状】
忙しいから思ったような休息が取れないだけだと思っていた身体的な不調も、うつ病の症状のひとつかもしれません。
良くみられる症状としては以下のとおりです。
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- 胃痛
- 息切れ
- 疲労感
など。
どれも、常に感じている方も多いかもしれませんね。
他にも、こんな症状があれば、要注意です。
- 首の痛み
- 食欲不振
- 呼吸困難
- 手の震え
- 胸の痛み
- 便秘・下痢を繰り返す
など。
症状が徐々にひどくなったり、マッサージや鍼灸の効果が長く続かずに仕事や日常生活が思うように行かないと感じたら、心療内科の受診をお勧めします。
【精神的症状】
今になって思うと、皆が多忙だったこともあり「自分がやるしかない」と思い込み、諸症状を我慢しつつ、無理して仕事をしていた時期もありました。
以下のような精神的な変化を感じたら、それも心療内科の受診のサインかもしれません。
- 不安感
- うつ症状
- 無気力感
- 集中力低下
- 睡眠障害
他にも、こんな症状があれば、要注意です。
- 記憶力低下
- 言葉が詰まる
- 心拍数の乱れ
など。
うつ病と診断される直前の私は、抑うつ症状だけではなく、上記全てが当てはまっていたように思います。特に、睡眠障害については、夜眠れない・途中で起きてしまい長い睡眠をとることができない・日中にひどい眠気に襲われるなど、どんどん悪循環になっていきました。
また、集中をこれまで通りに保つのが難しく、記憶力の低下や、今までスラスラできたこと(言えたこと)ができなくなるなど、「いつもと何か違う」という感覚を強く覚えるようになりました。
【性格や行動の変化】
以前の調子の良い時の自分とは何か違うと感じたり、過度の責任感を持っているため、ストレスにより以下のような症状が現れる場合もあります。
性格や行動の変化に気づいたら、それがうつ病によるものかもしれません。
例えばこんなことはありませんか?
- 言動が変化した
- 食事が変化した
- 自信がなくなった
- 反社会的行動を考えるようになった
私は、いわゆる「癒し系キャラ」で、職場でも「優しげな人」と言われていたと思います。
自分から争いをふっかけることもなく(疲れるので)、平和を保っているのが好きだったのです。
でも、うつ病と診断される直前は、随所にブラックなキャラが見え隠れし、食事は1日1回、元々自信はないので、早くこの世から消えたい…と思う頻度が高くなりました。
【感情の変化】
感情の起伏が激しくなったり、不安感や抑うつ感を強く感じることもあります。
突然の涙もろさや無感情など、感情の変化を感じたら心療内科の受診を検討してください。
または、焦燥感や不信感、恐怖感や自己否定、孤立感として現れるかもしれません。
私が「ああ、もういよいよダメだな」と思った瞬間は、上司との面談で、私のことを褒めてくださっているのに、私にとっては状況がつらすぎて弱音を吐き、泣いてしまった時です。
それまでは無意識に何があっても自分の感情を抑えてやってきた結果、良い成果をおさめたものの、私の心身がSOSを発したのだと思いました。
【身体機能の変化】
身体の動きの鈍化や過呼吸、性欲の変化など、身体機能にも影響を及ぼすことがあります。
これらの変化を感じた場合にも、心療内科の専門医に相談することが重要です。
また、呼吸が浅くなったり、不整脈、身体のこわばり、脱力感、肌荒れ、考えることができなくなるなど、自覚なくそのような状況に陥ることもあります。
これらの症状は自分で気付くことができず、周りにいる人の方が気付きやすいこともあります。
あなたの家族、友達、同僚などがこのような症状を見せた時は、「あなたのことを心配だと思っているよ」という気持ちとともに、話を聞いたり、心療内科への受診をおすすめしてくださいね。
まとめ
私はかつて、身体的な不調や疲れは仕事の忙しさが原因だと思っていました。
いろいろな症状が出ていたにも関わらず、うつ病との関連性には気づかなかったのです。
もっと早く心療内科に受診していたら、療養が長引くことなく復職できたかもしれないと後悔しています。
心療内科や精神科と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、具体的な病名でなくても、身体的・精神的な症状に悩んでいるなら受診してみましょう。
忙しさを理由に受診を躊躇することなく、症状を軽視せずに専門医に相談することが大切です。
自分の健康を大切にすることで、私のように長期の休職や解雇を回避することができるかもしれません。
もし、これらの症状があるなら、早めに心療内科を受診し、具体的に対処することで、心身ともに健康で楽しいと感じる人生を取り戻しましょう!
この記事があなたにとっての「ヨイシラセ」となることを心から祈っています!